utanのブログ

徒然な感じです

TOEIC受験エントリ

こういうの一度書いてみたかった

なんかブログ書いてる人ってよくなんかの資格とか試験とかの受験/合格エントリをよく掲載しているイメージがあるので,ぼくもやります(雑なイントロ)。大学院入試のための英語試験科目の1つとしてTOEICを受験したのですが,そこそこ良い経験になったのと,割と今後の英語学習に向けた展望もできたので,院試勉強からの逃避を理由としつつ本記事を執筆しようと思います。内容としては,TOEICを受験するまでに至った経緯や,実際に行った勉強方法,試験を受けての感想などを徒然なるままに述べていこうかと思います。3回受験したのですが,最終的には900点以上の点数を獲得しました。

なぜ受験したのか

イントロでも述べたように,TOEICを受験した目的は,大学院入試の英語試験にあたり指定の外部試験のスコアの提出が必要なためです。指定されている外部試験にはTOEICの他にTOEFL,IELTSあたりがあるのですが,後者の2つは難易度がレベチなため,TOEICを受験することになりました。

TOEICがどのような試験であるかを簡単に述べておきますと,ETSというアメリカの世界最大の非営利テスト開発機関が制作しているテストの1つ[1]で,正式名称は「Test Of English for International Communication 」であり,その名の通り日常生活(仕事におけるビジネスライクな内容はもちろん,家族との会話や,なんかしらの買い物での注文書など,日常的に交わされるあらゆるコミュニケーション)で直面する英語を通じた交流機会においてどの程度の実力を兼ね備えているかを測るテストです。科目形態としては L&R が有名ですが,実はその他に S&W もというのもあります。TOEICと言うとき,基本的には前者を指すことの方が多いでしょう。毎月2回ほど各地で開催されており,例えばつくばで受験することになった場合おそらくつくば国際会議場が試験場になると思います。受験料は現在は6490円ですが[2],今度また値上げするらしいですね *1。 また,実際に受験するためにはまず抽選に勝ち抜く必要があり,見事無事当選すると下図のように誰かのアーティストのライブにでも当たったのかのようなメールが届きます。

f:id:u-0121h:20210717233431p:plain
TOEICの抽選に当選すると届くメール。

これで晴れて受験可能となります。あとは当日ちゃんと起きて受験票とシャーペンを片手に受験会場に向かえば良いです。満点は990点で,最低点は5点です。正解率と点数はそのまま線形には対応しておらず,統計処理(equating)の入った点数が獲得点になります。まあ,これが大きく関わってくるのは990点近くの点数を取る人たちにとってで,ほとんどの方にとってはあんまり関係ないものかもですけど。

どんな勉強してたか

大学院入試は8月にあり,願書の提出は7月中旬なので,それまでに official score を手に入れる必要があります。受験してから score が手元に届くまでにざっと1ヶ月くらいかかるので,早めに受験しておくことが肝要です。自分は今年の1月と3月,そして4月に受験しました。

3回にわたる受験をするにあたり,いくつか勉強に使用した参考書,問題集をここに列挙しておきます。また,使ってみての感想も簡単に書いておくので,今後受験を考えている方は参考にしてみたりしてみなかったりしてください。

  • TOEIC L&Rテスト この1冊で750点

www.amazon.co.jp

「兎にも角にもまずはTOEICがどういう試験なのか知らなきゃな〜敵を知るにはまず自分からって言うし(言わない)」ということで,本屋に赴いてTOEICの参考書のコーナーで小一時間立ち読みを敢行し,良さげなやつとして選定したのがこれです。内容としては,Part別にまずサンプル問題を解き,その後にそれらの問題の解説として頻出な問題系統と対策が平易に述べられ,最後に当 part の練習問題を解く,というような流れになっています。まあ今思うと結構簡単な部類に入る本ではあるのですが,TOEICのことを何も知らず,というかそもそもそれまでほとんど英語を運用していなかった人間にとっては足掛かりとしてちょうど良い1冊目を選ぶことができたかなという印象です。こういういわゆる How To 本は人によって本との相性があるので,自分に合ったものを選ぶべきだと思います。本屋で立ち読みしよう!(あんまりこういうことを大袈裟に言うと怒られそうなのでやめよう。)

  • 公式TOEIC® Listening & Reading プラクティス リーディング編

www.iibc-global.org

ETS公式が出している Reading の演習本。スコア帯としては 350 ~ 700 点で,正直自分に相当するとは思わないんだけれども,なんか買って使ってました。Reading の基礎力をつけるために必要な英語の基礎知識,長文読解のテクニックなどが Unit ごとに,計20 units あり,最後に reading section の模擬テスト1回分が解ける,という構成です。正直これで実力が付いたかどうか分からんのですが,まあ実力の付きそうな構成にはなっているので,合う人には合うと思います。

www.iibc-global.org

これも同じくETS公式問題集で,これはトレーニング本。さっきのプラクティスはunit立てて順にテーマごとに reading の基礎力を養っていくのに対し,トレーニング本では淡々と listening section の短縮版みたいなのを1 set として計20 sets ひたすら解いていくものです。これはやっぱり効きました。Reading もこれ使えばよかった。ここでひとつ強調しておきたいのですが,ETS公式のものを使う1番のメリットは,当然のことながら,問題を公式が作成しているという点にあります。Reading だとあまりその恩恵にはあやかれないかもしれませんが,listening の場合,スピーカーが実際にテスト本番で喋るスピーカーと同じであるために,本番と近い環境で演習を積むことができるのです。それが英語学習の観点から果たして良いことなのかどうかはさておき,本番に慣れるという視点からすれば十分効果の高い学習法と言えるかと思います。ちなみに自分は,後述する公式模擬テスト問題集の使用も相まって,公式スピーカーの話者の区別ができるようになってしまいました。

  • 公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 1, 3, 5, 7

www.iibc-global.org

www.iibc-global.org

www.iibc-global.org

www.iibc-global.org

言わずと知れた(?)TOEIC公式 L&R 問題集シリーズ。TOEIC L&R の模擬テストが一冊に2つ収録されているコスパ最強!!(?)の演習本。正直こいつら回すだけでも良いと思う。ここで皆さんにしっかりとお伝えしておきたいのですが,これら公式問題集を買うときには必ず最新のものを買いましょう。なぜかというと,実はTOEICの問題の傾向は年々回数を経るごとにちょっとずつ変遷しており,今では出題されているようなものが昔にはされていなかったり……というような場合が起こります。そのため,最も現状実施されているTOEICのテストに近いものはもちろん最新の公式問題集だ,ということで,最新のものをお買い求めいただきたいわけなのです。ちなみにこのことを知らなかった昔のアホぼくは,「順当に最初のものからやってけばええんちゃう‼️」のノリで1番目のものを買ってしまった過去があります。また,なぜ奇数番目のみ揃えているかというとこれは特に理由がなく,3番目の問題集は知人から譲り受けたもので,7番目の問題集をその前に買っていたため,その流れでいくと5番目を買って奇数番目で揃えるのが理に適ってるだろうということで5番目を買ったというしょうもない経緯があります。偶数番目を買うときは来るのだろうか。どうでもいいですね。

www.youtube.com

最後は本ではないですが,お世話になったということで。元東進講師でもありTOEIC満点獲得回数が90回を超える日本有数の英語のエキスパートである森田哲也先生の YouTube チャンネルです。TOEIC をテーマにした動画を多数投稿されており,勉強する上で非常に参考になりましたので,お礼の意味も込めてここで紹介させていただきます。特におすすめなのは,以下の動画です。

www.youtube.com

先ほど挙げましたTOEIC公式問題集のおすすめを,なんと公式スピーカーのバリエーション(どこの国出身の話者が各回の speaking を担当しているか)をもとに評価しているというマニアックぶりで,モリテツ先生の TOEIC に対する思い入れの強さを窺い知れます。詳細をここで述べてしまうと動画を見る意味がなくなってしまうので,ぜひみなさん直接ご視聴いただければと思います。

試験本番の印象

3回受験していずれもつくば国際会議場での受験でした。環境としては他の受験場での受験経験がないので分かりませんが,少なくとも音声に関しては,一緒に受験していた他所での受験経験がある知人の話によるとかなり良いものなのだそうです。よかったですね。椅子や机に関しては,そもそも国際会議場にホールや会議室がたくさんあり,そのどこになるかによって変わるため一概には言えませんが,いずれにしても受験の上で特段不都合を被るような事情は無いように思います。入場したらまず受付で受験票と身分証明証を試験官に見せて,入室します。拘束時間は最大で3時間くらいで,試験時間はそのうち2時間です。試験開始前(音声チェックとか問題用紙配布とか)と終了後(問題・解答用紙回収)は着席が義務付けられるため,その間トイレ等を理由に離席することができません。もし試験中催した場合には,readingの試験中に行くことを強くお勧めします。また,会場によっては備え付けの時計がある場合もありますが(ホールとか),無いところもあるので,腕時計は必須です。TOEICでは解答時間のタイムスケジュールが高スコア獲得に当たってかなり重要になってくるので,解答ペースを確認するために持参するようにすべきでしょう。

まとめに

ここまで書いてみて思いましたが,結構こういうの楽しいですね。思いつきで始めた当記事の執筆ですが,自分のしてきた作業を振り返るというのも乙なものです。次に書くとしたら院試受験エントリかな!?あかんまじでやばいので,あんまり冗談にならないかもしれません・・・・・・

質問があればお気軽にコメントください。

では,また次の記事でお会いしましょう。

Reference

[1] ETSについて

[2] 受験料・割引制度

*1:ETSはこう言ってます(https://www.iibc-global.org/info/important/imp_27.html)。やーね。

ブログを始めてみました

なんで突然?

こんにちは,utanです。なんの前触れもなくいきなりブログを開設してみてしまいました。なんで開設したのか自分でもはっきりしていませんが,まあなんかこのアカウントを通じて発信したい内容を書いていければと思っています。簡単に,改めて自己紹介をしておきましょうか。

Who are You

物理学類4年のutanと申します。これどこまで所属を書いたらいいんかな。まあ,素粒子に興味があります。これで結構絞られる気もしますが,いいでしょう。推薦で筑波大に入学しました。落ちたと思ったのになぜか拾っていただき,ありがたく学ばさせてもらっている立場です。好きな食べ物はネギで,嫌いなものは 強風 です。サカナクション が好きで,一人でいるときは(基本ずっと一人なのですが)ずっと聴いてます。人生のBGMみたいにさえなっている。ライブ行きたいなあ。来年とか開催されませんかね。特技と呼べるものは自分では分かりませんが,歯磨きする時間が他人と比べて比較的長いらしいです。別に特技じゃないか。

今後の方針

前述したとおり思いつきで開設したので,どういう内容を今後掲載していくか未定です。それよろしく,思いつきで更新されていくことでしょう。色々その時々の興味や発想で軽率に手を出していく人間なので,その瞬間に興味のある対象とかを文章として記録していけたら楽しいかな。

これからよろしくお願いします。